トルソー：胸囲96cm 肩幅42cm 腰囲76.5cm　着用サイズ：Mサイズ

ブランドについて

『市民権を獲得した人気のファクトリーブランド』

1978年、イタリアの中西部に位置する港町アンコーナのフィロットラーノで、当時弱冠18歳だったルイジ・ラルディーニ氏によってLaboratorio sartoriale（仕立て工房）として創業されたニット・スウェットのブランド LARDINI / ラルディーニ。

2009年に南イタリア、バーリに本拠地を置いています。テキスタイルカンパニー「S.G.L.社」が展開しており、厳格さ、高品質の仕立て、そして純粋で流麗なエレガンスはラルディーニの重要な要素。細部のディテールに細やかな注意を払うことで生まれる多様性のあるスタイル。イタリアに息衝く伝統的なサルトリア技術をベースに、着丈の長短、袖のプロポーション、ラぺルや前合わせのバランス、芯地の厚みや柔軟性、ステッチのカラーやピッチ、ひとつひとつのディテールの組み合わせが新しい表情、新しいスタイル、そして常に新鮮なラルディーニの世界を創り出しています。

また、ラルディーニは、『Consortium for the protection of the Made in Italy(イタリア製品 保護協会)』に属し、あらゆる製造工程において完全なイタリアンメイドであるという保証を受けています。
流行や社会情勢に左右されないイタリア有数のクロージングブランドとして不動の地位を築いた現在でも、製品は自社の敷地内で400人体制での手作業の工程を得て生産され、毎日2000着の衣服が欧米、アジアなどの国際都市に送り出されています。

ラルディーニのシンボルであるラペルに付された花飾り、オリジナルの “ブートニエール” は70年代のヌーベルバーグのピンをヒントに、男性的な快楽主義と現代のロマン主義を表しています。 オリジナル製のある高品質、革新的な素材遣い、洗練された構築、高度な染色テクニックを駆使して、イタリアをはじめ世界中で人気を得ています。

アイテムについて

『楽さに加え、きちんと感を表現したクラシカルなウールニットジャケット』
イタリアに受け継がれる伝統的な仕立てを守り抜き、革新的な生地を取り入れてモダンに仕上げ、高品質なコレクションをローンチし続けている LARDINI / ラルディーニ から毎年人気となり、今ではすっかり定番となったニットジャケットが入荷致しました。楽な着心地でありながら、見た目のきちんと感のバランスが魅力のニットジャケット「LJM57」モデルをご紹介致します。

本品のデザインのベースとなっているのはクラシックな見え感を表現してくれる6Bダブルブレストジャケット。幅広のピークドラペルが品格を作り出し、ニットジャケットらしからぬ美しさを表現した一着に仕上がっております。

最大の魅力は、ラフになりがちなニットジャケットをテーラーリングの技術を取り入れることで、ラクチンでありながらもきちんと感も表現されている点。ニット編みで構成されたジャケットは、ラペルが寝てしまったり、ゆったりした雰囲気の物が多いですが、こちらのニットジャケットは計算された設計に加え、ミラノリブを採用することで、耐久性があり、ラペルもしっかり立ち上がり、綺麗なVゾーンを生み出しております。

また、伸縮性のあるニットジャケットは、通常ベントは必要とされていないですが、ラルディーニはあえてサイドベンツを作り出すことにより、どの角度から見ても美しいデザインに仕立てております。柔らかな雰囲気でありながらも、ビジネスシーンでも対応できるカチッと感。この絶妙なバランス感により、様々なシーンに対応できるジャケットとして人気を集めています。

フラワーモチーフのブートニエールがあしらわれた、クラシカルな最高級ジャケットでお馴染みのラルディーニですが、今季からはそのブートニエールの仕様が、ブラッシュアップされて新たに飾り付けられました。
今まで取り付けられていたピンタイプのブートニエールは、クリップタイプとなり、そのクリップの部分は、花の茎を描いているそう。そんな茎の先を見上げると、綺麗な花が咲いていて、華やかで明るい未来を表現しています。何ともブランドらしい、粋なコンセプトもブランドの色を感じられますよね。

カラーは、深みのあるダークブラウン色。温かみのある秋冬らしい大人の色気が増す色味にもご注目くださいませ。

『美しいシェイプを効かせたシャープなシルエット』
シルエットは、スリムな輪郭が美しく描かれ、適度に計算されたゆとりと、立体的な仕立てによるフォルムが、体の動きにしなやかに馴染む、日本人の体型にもマッチするフィット感。
ウエストへナチュラルに沿う、シェイプされたウエストラインが見事な曲線美を象り、ニットジャケットのカジュアルさを、優雅に映し出してくれます。

アームホールのゆとり感と、立体感のあるショルダーラインが、動きの多い肩や腕周りにストレスを与えず、長時間お召しいただいても窮屈感を抑え、柔らかな着心地をキープ。バックに施されたサイドベンツも、更なる動きやすさと、動きに靡く様が風格を高めた、嬉しいポイントのひとつではないでしょうか。


『柔らかでありながらしっかり感も備えたウールミラノリブ』
使用されている素材は、最高品質のウール素材を細番手に編み込んだハイゲージウールミラノリブ。ニット編ではありますが、まるで布帛に近い編地なので、型崩れすることなく、身体馴染みが良い優れた生地です。秋冬の人気素材のミラノリブ。通常のミラノリブは耐久性をカバーするため、硬いものが多いですが、ラルディーニは硬さの中に柔らかさも作り出すことで、快適な着心地をサポートしています。

程よいハリ感と絶妙な柔らかさのバランスというのも魅力の1つです。

シルケット加工を施すことで、毛羽が取り除かれており、非常にクリーンな見え感も作り出した、極上の生地。ぜひ、素材1つにおいても魅力が詰まったニットジャケットを肌でご体感くださいませ。